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京都の桂離宮と修学院離宮参観の非日常感はなかなかなのでぜひ行くべき

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9月頃の話になが、京都の桂離宮修学院離宮がことのほか面白かったので、今更ながら記しておく。

ハードル高き離宮

東京の浜離宮あたりは、今や公園として一般公開されているので、気軽に訪れることができるが、さすが京の都ともなる勝手が違うらしい。桂離宮修学院離宮のどちらも宮内庁の管理下にあるらしく、おいそれと立ち入ることも許されない。応募して受理された人間だけが、参観を許されるシステムになっている。事前の応募が必要で見学日は一部の時期除いて平日のみ、各日先着順、場合によっては抽選とハードルはまあまあ高い。今回は同行者が応募してくれたので、おれは何もしてねーけど。

旅行の日程上、午前中に修学院離宮、午後に桂離宮という少々落ち着かないスケジュールになったが、まあ仕方ない。貴重な参観なので、行けるだけでもラッキーというものだろう。

参観

当日は、参加者の名前や年齢が記載されたはがきと身分証明書を提示して入場する。ものものしい。参観は宮内庁のお兄さんやお姉さんが先頭について見所などを解説しながら、離宮内を案内してくれる。因みに、ケツ持ちとして皇宮警察の強面の兄ちゃんがしっかりと後ろからついてくるので、好き勝手なところを見て回るだとか、列から著しく遅れるといったことはできない。怒られたらこわいし。先頭は解説を聞きながら和気あいあいとやっているが、列の後ろにいると常に監視されている気がして、得も言われぬ緊張感と非日常感を味わうことができる。有り体に言えば落ち着かねえ。

どちらがおすすめか

世間的には修学院離宮よりも桂離宮の人気が高いようだが、個人的には高低差のある修学院離宮の方が箱庭感があって好ましかった。箱庭と呼ぶには少々スケールがデカい気もするが、まあそこは皇族様である。修学院離宮を作らせたという後水尾上皇が、比叡山の山裾の地形を生かしながら、自分好みの庭に仕立ていったのはさぞ楽しかったことだろう。おれもやりたい。

対する桂離宮の参観は決定的な欠点があって、メインの建物である古書院への立ち入りが許されていない。外からうかがおうにも、床面のレベルが地面からも高い上に、そもそも障子が閉ざされており室内を見ることができない。生殺しかよ。とはいえ、松琴亭の大胆な市松模様だとか、笑意軒のこった(ちょっと妙な)意匠なんかは面白いけれど。