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とてつもない Mac mini late 2014 の選び方

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背景

9月にMacbook Proが壊れてからまともなパソコンがない生活を送ってきたが、10月16日のAppleのスペシャルイベントでようやく2年ぶりのMac miniの新モデルが発表されたので、逡巡しながらも購入した。イベントの最後でとってつけたように新モデルを出すと言及するにとどめたことからわかるように、今やAppleにおけるminiのポジションはその程度らしい。発表後程なくして掲載された仕様から、ラインナップからクアッドコアモデル消滅、メモリは直付けで増設不可といった事実が判明し、世界中からため息が漏れたように思える(おれ調べ)。それとて母数は大したことないのだろうが……。
そんなしょんぼりモデルではあるが、手元にパソコンがないおれには選択肢はない。buy it! である。購入に当たってモデル選びに随分迷ったので、下記にまとめておく。
改めて書いておくと、自宅で使う据え置き用のパソコンがほしいのである。ノートパソコンをクラムシェルで使うのは面倒だし、ディスプレイ一体型は嫌いで(5kなど他に現実的なソリューションがない場合はアリだろうが)、Proはオーバースペックすぎる。結局、miniしか選ぶことができない。
追記:late2014だと、4k出力はできるものの、リフレッシュレートが60Hzではなく30Hzになってしまう。4k使いたい人は別のマシンを選ぼう(内蔵VGAがしょぼいので、4kゴリゴリ使うよう用途には向いていないし)

APPLE Mac mini (2.6GHz Dual Core i5/8GB/1TB/Intel Iris) MGEN2J/A

APPLE Mac mini (2.6GHz Dual Core i5/8GB/1TB/Intel Iris) MGEN2J/A

モデル選び

さて、miniのラインナップは3モデルで、よく松竹梅なんて呼ばれるが、さすがに下位モデルの梅はCPUがあまりにも非力なのでパス。となると、上位モデルの松 (MGEQ2J/A)か中間モデルの竹 (MGEN2J/A)のどちらかである。モデルを決めるに当たって、ストレージが増設できるかなど内部構造が気になっていたので、iFixitあたりの分解記事が出そろってから発注した。

Mac Mini Late 2014 Teardown - iFixit
New 2014 Mac mini Unboxing and Teardown | Other World Computing Blog

メモリ

Chromeのタブを常時数十開きっぱなしでXcodeや仮想環境を使うおれの場合は、16GBを選択せざるを得ない。ストレージは足りなくなれば外付けで追加することもできるが、メモリはそうもいかない。後から増設できないならなおさらである。また、往々にしてOSがバージョンアップする際は要求メモリは大きくなるものなので、2〜3年使うつもりなら、盛っておくにこしたことはない。メモリは直付けなので、16GBにすると決めた時点でAppleからCTOで購入するしかない。(実は一部の販売店でもCTO発注できるらしいが)
もちろん、インターネットを見る程度に使うのなら、8GBでも困らないと思う。

ストレージ

今やSSDが当たり前にしても、SSDモデルにするか、HDDモデルを買って自分で換装するかが悩ましいところである。CTOのストーレジラインナップは以下の通り。

  • SSDモデル→PCIe接続SSD(256GB・512GB、1TB)
  • Fusion Driveモデル→PCIe接続SSDとHDDを組み合わせたFusion Drive(PCIeSSDの128GBとSATA-HDDの1TB組み合わせ)
  • HDDモデル→SATA接続HDD(1TB)

分解記事によると、PCIe、SATAのどちらもメインボードへの接続は専用のソケット付きのケーブルを介しているようである。今のところPCIe用のケーブルは手に入らない。SATAのケーブルはiFixitの2012用のもの(上段用)がそのまま使えると思われる。つまり、PCIeのSSDを搭載するSSDかFusion Driveモデルを選んでおかないと、PCIe接続用のケーブルが手に入らない。HDDモデルを買って、後からPCIe接続のSSDを載せることはできない。

また、Yosemiteになってからは、Appleがkextの仕様を変更したこともあり、Apple非純正のSSDで強制的にTrimを有効化させるTrim Enablerを使おうとすると面倒が多いようである。セキュリティを考えれば致し方ない処置とはいえ(最近のWindowsも基本的に未署名のドライバはブロックされる)、そもそもTrimくらい好きなドライブで使わせろやと思わずにはいられない。EvilなAppleめ。運用の手間を考えると、換装前提で購入するのではなく、はじめからSSD搭載モデルを選ぶ方がよさそうだ。
追記:El Capitanから社外品のSSDでもTrimを有効にできるようになった。trimforceで検索

さて、SSDの容量は512GB以上ほしいが、予算上厳しい。PCIe接続SSDの256GBか、FDの1TBモデルが現実的な選択肢だろう。FDモデルにするとPCIeとSATA接続用のどちらのケーブルも実装された状態で手に入るが、いかんせんSSD側の容量が少ない。このモデルのPCIe接続SSDは一般的なM.2コネクタ準拠ではないようで、これを後から換装しようとすると、専用品が必要となり値段も高い。例えば、iFixitが売っているAir Early 2014用(チップはminiのものと同じ)の純正品に近いSSDは256GBで500USD程度する。OWCあたりが互換品を出せばもう少し安くなるかもしれないが。ともかく、CTOで購入する方が割安なくらいなので、ここは載せられるだけのせておくべき。
そんなことで、PCIe接続の256GBを選択することにした。将来SSDドライブを追加したくなったら、SATAのケーブルを購入することで、2.5インチのSATAのSSDを追加することもできるはず。

CPU

ゲームもしないし、エンコードが必要な作業もほとんどしないので、CPUの性能にほとんど興味がないおれである。とはいえ、今日日クアッドコア当たり前だろうとは思うが、選択肢にないのだから仕方がない。まあ、松でも竹でもどちらでもよろしい。

結局

竹モデルをメモリを18GB、ストレージをSSD256GBにすると114,000円(税別)。メモリとCPUを同じスペックにした松モデルは126,400円(税別)なので、その差は1万円程度しかない。CPUが200MHz速いだけだが、それほど大きな金額でもないので、松モデルにすることにした。しかし、miniに13万円である。Appleのminiのページを開くと、『とてつもないミニです。』とあるが、まったくとてつもなく高いミニだよ!

注文

10月22日(水)にWebから注文、27日(月)に深センから発送、30日(木)に受け取り。いつも通りのADSC支店経由だった。

使い勝手

いつものMacである。プリインストールされたYosemiteが立ち上がって、ウィンドウの左上に並ぶ最大化ボタンを見てうわーダサいってなったくらい。あと、One DiaryをiCloud連携させようとしたら、iCloud Driveを有効にせよと迫られていて、iOS 7が稼働しているデバイス持ちとしては頭を抱えている。このままではデータが取り出せねえ。もうね、本当にAppleぶん殴りたい気分。
ちなみに、SSDはSamsung製(APPLE SSD SM0256F)の模様。適当にとったベンチは下記のような感じ。