auひかりマンションタイプE一括型コース3のごにょごにょメモ
コース詳細
転居先のインターネット環境がauひかりマンションのタイプE一括型コース3だった。 タイプEはマンションのMDFまで光を引き込み、各戸にメタルのEthernetで分配する方式。コース3はなぜかWebの紹介ページに掲載がないのだが、各戸とスイッチ間のリンク速度が1Gbpsになる。(一応、重要説明事項には仕様の記載がある)
しかし、このコース、払い出されるIPアドレスがIPv4/v6のデュアルスタックなのは良いとしても、v4側は/27のプライベートIPアドレス、v6側は/64のプレフィックスと絶望的な状況。特にv4の/27(ホストアドレス32個)はいかにも少ない。今日日家電もインターネットに繋がるし、スマホにタブレット、ゲーム機とIPアドレスなんて余裕がある方が良いに決まっている。まあ、殆どの人間はこの仕様でも十分で、気にするようなヤツはごく一部なんだろけど。
IPアドレス詳細
用途 | 払い出しIPアドレス | IPv4アドレス詳細 | IPv6アドレス詳細 | 払出方法 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
一般用 (PC等) | IPv4/v6デュアルスタック | プライベートIPアドレス (16ビットブロック/27) | /64プレフィックス | DHCPサーバから取得 (宅内ポートに接続) | - |
電話オプション用 | IPv4のみ | グローバルIPアドレス (/32) | - | DHCPサーバからレンタルVoIP-GWが取得 (宅内ポートに接続) | オプション利用料1330円 |
お察しください
さて、個人的にはだいぶ不満のあるインターネット環境だが、二重NAT以外にもやりようがないわけではない。使っていないEdgerouterが転がっていたので、ごにょごにょしたVLAN-ID、MACアドレス、DHCPオプション (ベンダークラスIDとか) あたりを設定したらバッチリ。DHCPのオプションは必要ないかもしれないが、一応設定しておいた。不穏なパケットも流れていたので、今後も安泰というわけではないかもしれないが。
v6はないので、そちらは別の方から取得して、v6のデフォルトルートをそちらに向けるのもありか。/64でPDが使えないので、RA Proxyが必要だが、残念ながらEdgerouterはその機能を持っていない (もしくは自分でndppdを入れる)。ヤマハは持っていたと思う。