オフィスチェアのContessa(コンテッサ)用ウレタンキャスターを交換した

自宅で使っているコンテッサのフローリング用ウレタンキャスターがボロボロになってきたので、新しいものに交換することにした。少し前からキャスターの表面が剥がれてきたのかときおりフローリングに黒い筋がべったりとつくことがあったが、ついにキャスターの回転部分も割れて椅子を転がすこともままならなくなっていた。フローリング用のキャスターは表面にウレタンが巻かれているで、加水分解で劣化してしまうのだろう。このコンテッサは購入してから12年弱経っているので、長持ちした方ではないだろうか。

オカムラの子会社がインターネットでパーツ販売と交換手順を掲載している。DIYは推奨しないとしつつも、手順をちゃんと掲載しているのが実に良心的。基本的にはこちらのページでキャスターの型番を確認して、こちらのページで手順を確認すればよろしい。

因みに、Amazonで検索したところ、5個セットが1000円くらい安く出ている。送料も無料。

作業としては、椅子を横に倒して、古いキャスターを抜いて、新しいキャスターを挿し直すだけ。古いキャスターを抜いたところ、軸にグリスが塗布されていたので、新しいキャスターにもグリスを塗布しておいた。軸自体は回転したりはしないが、金属同士が接する箇所なので、摩耗しないようにグリスは塗っておいた方が良いと思う。

グリスは手元にあった汎用のリチウムグリスを使った。ホームセンターやヨドバシ.comで300円くらいで買えるやつ。古いグリスと混ざらないように吹き上げて、新しいキャスターの軸にグリスを塗布して挿入。自分は機械系の人間ではないので、グリスの選定の仕方にイマイチ自信はないが、恐らく問題ないと思う。粘度が低いオイルだとキャスターや床に垂れる可能性があるので、粘性のあるグリスを使った方が良いはず。

交換後は恐ろしくスムーズで、ちょっと感動するレベルである。もっと早く交換すればよかった。最近はコロナによる在宅勤務でデスクスペースを使う頻度も高いので、持っててよかった高級オフィスチェア、コンテッサ様様という状況。12年は経つが他にはガタもなく、まだまだ使えそうである。